チップ(ティップ)とは
チップ(ティップ)とは先端部分、先っぽのことです。
こちらはフライト、シャフトと同じく消耗品ですが、中でも特に一番消耗するパーツです。
直接ダーツボードにぶつかって刺さる部分でもあり、一番負荷のかかるパーツですので、一投するだけで曲がってしまこともあります。
初めて買うダーツセットには3本くらいしか入っていないことが多いので、予備を買うことをおすすめします。
チップの規格(種類)はどんなものがある?
2BA
2BAは、ダーツのチップの中でもっとも一般的な規格です。
読み方は「ツービーエー」。ネジ幅は約4.0mmです。
そのため、長さ、カラーバリエーション、メーカーも種類が多く、選択肢がたくさんあります。
ダーツチップは消耗がとても激しいので、どんどん試して自分のお気に入りを見つけましょう。
NO.5
NO.5は、少し細めの規格です。
読み方は「ナンバーファイブ」。ネジ幅は約2.4mmです。
2013年に日本メーカーのMONSTER
DARTSとL-styleの共同開発により登場した新規格。
2BAよりもネジ幅が約1.6mm細く、フロント部分をより細くできるなどバレルデザインの幅が広がり、投げ心地もより前重心なハードダーツや4BAに近いものを目指せるようになりました。グルーピングにも有利。
※現在発売されているチップの種類はL-style発売のPremium Lip
No.5の1種類のみです。
チップが細い分、バレルの中で折れることも多いため、NO.5専用のチップリムーバーも同時購入をお勧めします。
4BA
4BAは、ネジのオスメスが逆になった規格です。
読み方は「フォービーエー」。ネジ幅は約2.4mmです。
ネジ山の部分がある分、前重心でハードダーツと似た投げ心地が実現できます。
チップにかかるインパクトが大きいため、チップは曲がりやすく、消耗が早いので多めに買っておいた方がいいかもしれません。
過去には「SLEEK」「EXCORE」などの名称で、たくさんのメーカーから4BA規格のバレルが発売されていましたが、現在では海外メーカーの「M3」、日本では「DMC」というメーカーのアキュートシリーズのみの発売となっています。
チップのサイズ(長さ)による違いはある?
チップの長さには、大きく分けて、現在発売されているもので、
- ショート(18-22mm前後)
- ノーマル(24-25mm前後)
- ロング(27mm-31mm前後)
があります。
ショート(短いチップ)の特徴
○:曲がりにくい
○:ボードに刺さった時の揺れが少ない
×:グルーピングに不利
×:刺さりにくい
サイズは一番短いもので18mm、一番人気のもので22.4mmと18mm〜22mm前後です。
曲がりにくくて丈夫な反面、綺麗に飛ばさないと刺さりにくくかったり、チップが短い分、バレル同士が衝突しやすくグルーピングに不利な側面があります。
相性さえ合えばかなりコスパが良く長持ちします。
少し刺さりにくい方は、22.4mmのショートリップなどがおすすめです。
ロング(長いチップ)の特徴
○:グルーピングに有利
○:ハードダーツにより近い投げ心地が得られる
○:刺さりやすい
×:曲がりやすい
×:ボードに刺さった時の揺れが大きい
長いチップは、27mm-31mm前後のサイズが発売されています。
ハードダーツを投げた時と似た感覚で投げられるため、ハードダーツプレイヤーに人気があります。
ですが、長い分曲がりやすく、チップの耐久性は落ちる傾向にあります。
コンドルのチップは31mmと最長で、長いチップの割には耐久性があり、おすすめです。
しかし、やはり長くないチップに比べると、耐久性は劣ります。
特にこだわりのない方は、ノーマルサイズから始める方がいいでしょう。
ノーマル(標準的なチップ)の特徴
ノーマルサイズは、だいたい24mm-25mm前後のチップ。
短いチップも長いチップも一長一短ありますので、基本的には初めてのチップは、ノーマルサイズがおすすめです。
ノーマルサイズが一番種類も多く、選びやすくなっています。
カラーバリエーションなどもいろいろありますし、素材の材質などにより粘りのあるもの、硬めの刺さり心地のものなど色々ありますので、徐々に色々試して自分の好みのものを探してみましょう。
チップの形状はどんなものがある?
チップの形状は、基本的にはあまり気にしなくてもいいかもしれません。
ただし、ダーツを投げる時にチップに手を添えたり指をかけるタイプの方は、チップ自体に刻みのラインや凹凸のあるものなどもありますので、自分の好みのものを探されるといいでしょう。
マキシムスタッフのおすすめ・定番のチップ
マキシムのスタッフがおすすめするダーツを紹介します。
定番の人気商品が欲しい方におすすめ
L-style プレミアムリップポイント 30本入
500円(税抜)
不動の人気NO.1、プレミアムリップポイントです。
強度はもちろん、独特なイボイボ加工により、刺さりやすさ、弾かれにくさを実現。
基本的に、全てがバランスよく安定して素晴らしいチップ。
ネジが独特の形状になっており、緩みにくい工夫がなされています。
染めやグラデーションカラーなどカラーバリエも豊富で、ダーツのセッティングが楽しくなること間違いなし。
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CONDOR コンドルチップ 40本入り
500円(税抜)
こちらも人気のコンドルポイント。
少し硬めの刺さり心地で、サクッと刺さって、サクッと抜きやすいのが特徴。
一度このチップに慣れると、他のものが使えないと言う人が多い大変ファンの多いチップ。折れにくいなど耐久性も◎です。
さらに、チップ自体の丸い穴にツールを差し込みくるっと回すと、よりきつく締めることができ、全然緩みません。
緩まないチップをお探しの方は間違いなくこちら。
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コスパ重視の方におすすめ
フィットポイントプラス 50本入り
400円(税抜)
チップは消耗品なのでコスパも大事。
こちらは、50本入400円とコスパ◎です。
ただ安いだけではなく、
チップがシート状になっていて、プラモデルのようにパキっと折って使えるので、持ち運びが便利。
さらにシートのプラスの穴が空いた部分をチップに刺して、くるっと回すとチップを強く締めるチップロック機能までついています。
刺さりやすさも抜けにくさも抜群。
ただしその反面、細身で奥まで刺さってしまい、初心者には少し抜きにくいと感じる方も…その点さえ問題なければ、文句なしの優秀なチップです。
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短いものや長いものなど違う長さを試してみたい方におすすめ
L-style ショートリップ
463円(税抜)
短いチップを試したいならば、こちらのショートリップがおすすめ。
発売時からロングセラーを誇る人気のショートチップです。
弾かれづらさ、刺さりやすさはもちろん、短いチップのささりにくいという欠点もあまり感じにくい優秀なチップ。
カラーバリエも豊富でおすすめです。
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CONDOR コンドル アルティメット
537円(税抜)
長いチップを試したいならば、コンドルのアルティメットがおすすめ。
世界最長の31mm。グルーピングに有利な長さとしなりが特徴です。
よりハードダーツに似た感覚が味わえます。
チップに指をかける人にもしっくりくる形状。
コンドルチップ同様、チップをきつく締めるための穴が空いていて、チップをロックできるので、チップがゆるみません。
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こんな商品もおすすめ、チップに関連するおすすめアイテム
チップケース
CAMEO ALUMINIO チップケース
1,299円(税抜)
予備チップをしまっておくチップケース。
チップケースって意外と開けづらかったり、プラスチック製で開閉部分が壊れてしまうことが多いのですが、こちらはマグネット式で簡単に開け閉めできるタイプ。
軽量のアルミでできたチップケースで持ち運びもラクラク。
スタイリッシュなデザインに機能性を兼ね備えた、おすすめ度の高いチップケースです。
底が開くので、チップの補充もしやすくて便利。
さらにシャフトも入れられます。
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チップホルダー
TIGA ハイパーチップホルダー
463円(税抜)
チップケースより量は入らないのですが、意外とおすすめなシリコン製のチップホルダー。
ダーツケースや腰などにぶら下げて、ホルダーにつけたままチップを付けれるので機動性◎。
チップを手で締めなくてよいので、チップ交換がしやすくおすすめです。
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チップロック:ダブルアタッチメント
CONDOR ダブルアタッチメント
537円(税抜)
穴のあいたコンドルチップを締めるためのツール。
穴に差し込んで回すことにより、チップがかたく締まりゆるまなくなります。
こちらはOリング取り付け機能もついていて一石二鳥な便利アイテム。
コンドルチップを使うなら持っておくことをおすすめします。
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チップリムーバー
DMC スーパースリムリムーバー
602円(税抜)
チップが折れてバレルの中に残ってしまった!なんて時、これがあると重宝します。
特にNO.5規格のチップを使っている方はよく折れるので必須アイテムといえます。
2BAチップの方も、チップだけでなく、シャフトが折れた時などにも使えるので持っていて損はありません。
一番奥まで入るこのリムーバーがおすすめです。
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