ダーツのメンテナンスは大事
バレルが汚れると、テンションが下がるのはもちろん、バレルが酸化したり、劣化して握り心地が変わるなどパフォーマンスが落ちてしまいます。バレルを長持ちさせるためにもきちんとメンテナンスしましょう。汚れは大きく分けて下記の3パターン。
- 日常的な汚れ
- たまった汚れ(1ヶ月~)
- カビなどのひどい汚れ
それぞれ汚れに合わせて最適なグッズが発売されていますので使い分けましょう。
日常的なバレルの汚れ
日常的に、触るだけでつく皮脂汚れはバレルの敵。私たちスタッフは、お店でかなりの数の試投用バレルを清掃するのですが、これがためるとかなり厄介。
バレル自体のカットやタングステンの質、混ぜ物によっても汚れやすさは変わるのですが、どうやら皮脂にも個人差があって、バレルが汚れやすい皮脂があるのか、放置するとあっという間に劣化することがあるんです。
とにかく皮脂汚れは投げた後こまめに落とすのが一番。中性洗剤で洗うという手もありますが、持ち運べて拭き取るだけの携帯スプレータイプが便利。
マジッククリーナー/ジョーカードライバー
ジョーカーのマジッククリーナーは、スプレータイプで、優しくふきとるだけ。持ち運べる小さいサイズなのでとても便利です。
バレルリンスウォーター/トリニダード
こちらもスプレータイプ。トリニダードから発売されたメンテナンスウォーターです。こちらは容量多めなので持ち運ぶより家置き用におすすめ。
たまったバレルの汚れ(1ヶ月〜)
上のスプレーで拭いても取れないような、放置してたまってしまった汚れは、つけおきクリーナーや超音波洗浄機を使うのがおすすめです。つけおきクリーナーを使う前には、お湯などで洗い流したり、セーム革で拭くなど油膜をとってから、つけおきを行うとより取れやすくなります。
さらにくすみがある場合や、変色、細かい汚れには、合わせ技で、バレルリカバリーのようなみがき布を使って磨くのもおすすめ。見た目が綺麗に戻るのでモチベーションもかなりアップします。
ステインリムーバー / ジーニーク
つけ置きといえば、こちらのステインリムーバー。シャフトをつけたままバレルをボトルの中に浸けて、拭きとると汚れが取れるという優れものです。
つけおきクリーナー/ジョーカードライバー
こちらもシャフトをつけたままボトルに挿入してつけ置くタイプ。くすみまで綺麗になります。
超音波洗浄機/ D.craft
お湯などで油分を洗い流してから使うと効果的です。
バレルリカバリー / エッジスポーツ
くすみや変色、細かい汚れに。金属磨き布などと同じ要領です。ディップクリーナーなどと一緒に使うのもgood。
カビなどのひどい汚れ
カットの溝が汚れで埋まった!バレルが緑になった!なんて経験があるのは少数派でしょうか。実は、しばらく使っていないバレルは結構簡単にカビがついてしまったりします。カットの溝が汚れで埋まってしまうとカットも感じられなくなってしまいます。
そんな場合は、まず金属ブラシなどでカットの溝の汚れを取り、さらに強め(粗め)の研磨剤を使って汚れを落とします。その後、上記のつけおきクリーナーや超音波洗浄機を使えば完璧です。ただし、金属ブラシの固いものや、粗めの研磨剤は、バレルに細かい傷が付く場合もあります。もちろんコーティングなどは取れてしまう場合がありますので、ご注意を。
金属ブラシ / Mission
まず、こちらのブラシで溝に詰まった汚れをとりましょう。こちらは、硬さの違う3種類のブラシがセット。硬いものは細かい傷が付きますのでできる限り溝だけに使用したほうがいいかも。
ディップクリーナー/YOSHIMURA
こちらは軍手など手をカバーするものが必須です。結構強めの研磨剤なので良く落ちます。コーティングなどははげますし、ある程度研磨しますので、あくまで最終手段として使いましょう。
ということで、ひどい汚れのメンテナンス方法までご紹介しましたが、復活できない場合もありますので、ひどい汚れになる前にきちんとメンテナンスしましょう。愛用のバレルが長持ちするかはメンテナンス次第です。
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